高速に入るなり、床まで踏み込まれるアクセル。
・・・っぅぅぅううううううううううううううううう
と形容しがたい音を立てて一気にレッドゾーンへ投入されるエンジン!!
A型なので緑色のスーチャーインジゲータが点く!点く!
当然(?)リミッターはカット済みなので、スピードメータの針はぐんぐんと回って、ゆっくりと…
超えた!3時を越えたーーーーーーーー!!
突然の加速度に身体をフルバケットシートに押しつけられながらも頭の中には実況が(笑)
しかしさすがに昼間は車が多かったので、早く走れたのはほんのちょっとでした。
お昼ご飯を頂き、手稲を過ぎると海が見えてきました。旭川の人は海を見せるだけで喜ぶので遊びに連れて行く際は覚えておきましょう(笑)
マイカル小樽の前も通りましたが、凄い大きさですね!サッポロファクトリーの1〜3条館を合わせてもかなわないんじゃないでしょうか。
小樽のお店に到着したヴィヴィオ。ここでオイルの交換をします。
高くジャッキアップしていくと、車の下部があらわになりました。(写真が撮れなかった…申し訳ない!)
まず目を引くのは左出しにしたマフラー。なにかいいことがあるのかは分かりませんが、なんと、手作りしてもらったものだそうです。手曲げ砂詰めて…ってやつですね。凄い。
ラリー車なのでアンダーガードやフラップなどしっかりと武装されていたのですが、前部分のアンダーガード(ボンネット真下部)を見て
「大分削れてるね…」と。
え?削れてるの?…そうか!砂利道を凄い速度で走り続けるから削れてしまうんだ!(←バカ)
下回りはものすごく傷むらしく、ボディ部分(取り外されたサイドスカート部分)は腐食しボロボロで、そのうちボディの換装をしなければならないとのこと。
ラリーの過酷さをちょっと教えてもらった気分でした。
オイル関係はアジパシの前に入れ替えたらしいのですが、やはり、かなり汚れているとのこと。過酷だ…。
ミッションオイル・デフオイル・エンジンオイルのそれぞれを抜くたびに、小さい容器に採っていましたが、メーカーにサンプルとして提出するとのこと。凄い!本物のラリードライバーみたいだ!(←本物です)
オイル交換後は、やはりエンジンがスムーズになったみたいです。本当ならこの日に私のオイルも取り替えるはずだったんですけどネ…(泣)
札幌に戻るとすっかり暗くなっていました。かなり暗くなるのが早くなりましたねぇ。
フジトさんの自宅に寄りました。13日のラリーに出る人がタイヤを借りに来るそうです。
ガレージを開けると・・・タイヤがたくさん。車が入らないぐらいたくさん。(車は横の歩道に止めているそうです…)
けして狭いガレージではないのですが、容積のほとんどがタイヤで埋め尽くされています。いろいろな競技に出ているフジトさんですから、その都度いろいろなタイヤが必要になるとは思いますが…。これは、ちょっと(汗)
車の修理の話をちょっとしたとき
「ホイールとタイヤは高いから今回はあきらめるつもりです」と言ったら
「ならたくさんあるからしばらく貸してあげるよ」と言われたんですが、マジで売るほどありました(笑)。春になったら喜んでお借りします。
その後、20日に使うというヴィヴィオを見せていただきました。先ほどのクラッチはこの車に付けるために用意したらしいです。
ヴィヴィオと言うより…「ヴィヴィオだったモノ」なんですけど、これ(w
ベースは北ガスのヴィヴィオ(ヴィヴィオバン、NA車)なんですが、内装がすべて取り外されてて車体だけになってます(笑)運転席のバケットシートだけが付いているという異常さ。運転に関係ないスイッチ(内気−外気切り替えとか)も全部取り外されてて、「手で動かせ!」状態だそうで。
その代わり「みんなウォッシャー液が切れてピットインするから、助手席に20リットルタンクを積んでウォッシャー液を入れる」とか「リアのウォッシャー液の機構を使ってインタークーラーに水をかけられるようにする」とか盛り上がってました。
14日から本格的に作り始めると言ってたので、今(16日)ごろはもうかなり形になっているんじゃないでしょうか?
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