ええ、スタート地点まで戻ったとき、聞きましたさ。
「砂利道こんなスピードで走って大丈夫なんですか?」と。
師、曰く。
「そんなに早くないですよ〜。こないだもこのペースぐらいで走って○○くんに5秒以上差をつけられて…」と。(←漢文調に)
――この車、乗用車じゃありません、戦闘機です。
そうよ、この一言がずっと言いたかったんです。K子さんが買い物に行くために車を使ってるように、この人たちは砂利道をものすごい速度で吹っ飛んでいくために車を使ってるんです。
バケットシートも、ロールバーも、フットレストも全部、この行為のために存在していたんです。
この時点でK子さんは、自分の車で競技の世界に踏み込むことは諦めました。興味が無くなったわけではありませんが、「これは暗黒道※だ…」と思いましたので。
※暗黒道(コナ研用語):自分の趣味領域の時間と金(特に金)をすべて費やさなければならない世界。どんなに極めても上には上が存在するため、終わりのないマニア道となる。ちなみにそういう世界に対する褒め言葉である。
そして、ノートとボールペンを渡され、ペースノートを書いたり読んだり、としばらくラリーごっこを楽しみました。
あ、エンジン音とかはひどいんですが、ヘッドホンを装備するため、それでドライバーとナビは会話が出来ます。
人とコミュニケーションを取るのがド下手なK子さんが一生懸命にナビに徹していましたとさ。
…なんか、こっちでいいです。自分で運転しなくてもラリー車乗れるし、スピード出てて面白いし(w
しきりにフジトさんが「車が重いなぁ」と言ってたのが気になりましたが…。実際何回か「制御し切れてないな」と言うような場面もあったし…
すんません、もうちょっと痩せます(爆)
今回の、本物のラリードライバー&ラリーマシンとの出会いは鮮烈でした。
やはりバカですから、実際に体験しないとなんでも分からないんですよ。
K子さんの頭と身体にはようやっと「モータースポーツ」という単語がインプットされ始めたように思います。
ありがとうございました。また遊んでください、フジトさん♪
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