ヴィヴィたん日記・その1

2002/10/11 「本物のラリーマシン」

ヴィヴィたん顔 こんにちは!ヴィヴィたんだよ!
事故ったけどまだ生きてます(w

事故ですっかり意気消沈してたK子さんを、9月のアジパシラリー(ラリー北海道)に出場されたフジトさんが「遊ぼー」って誘ってくれたの!
でもフジトさんとオフで会ったのは8月に国道で併走しただけ。ちょっと緊張気味のK子さんは修理工場に電話をかけながら(^^;)待ち合わせ場所に向かいます。
さてさて、どうなることでしょう〜・・・


事前に、ラリーで使った赤ヴィヴィオの損傷が激しいことなどを聞いていたので、違うヴィヴィオで来るのかな〜などと何となく思っていたのですが(ラリー用にいろいろ借りているようなので)、そこにいたのはステッカーベタベタ、ロールバーガチガチ、銀色のリアスポが特徴的な赤ヴィヴィオ。
そう、アジパシに出場し、クラス2位に輝いたマシンの本物です!!

フジトさんの赤ヴィヴィオだ!

挨拶をして、快く車内に招き入れられ、乗ろうとしたK子さんの足に引っかかるロールバー。
・・・この人、ロールバーの構造をいまいち理解していなかったようです。
それもそのはず、K子さんが自動車というものにふれてからまだ4ヶ月。競技用の自動車も、写真で見たことはあっても実物にさわるのは初めて。
そんな人がいきなり国際規格に合わせたラリー車の実物に乗せられたらどうなるでしょう?
…楽しくて仕方ないじゃないですか!!

助手席の前です

中はこんな感じでした。
 ロールバーは国際規格に合わせてある太いものです。(STiとかのはφ38mmですが、これは細すぎて国際規格には合いません)ダッシュボードとスピーカーのカバーをくりぬいて通してあります。
 写真では分かりづらいですけど、床の内張は全部はがされて鉄板がむき出し状態です。夏はヒーターの熱で左足が大変、冬は寒さがダイレクトに来て右足が大変らしいです(笑)フットレストが目立ちますが、これには後で私もかなりお世話になることに・・・
 時計部分にはブースト計が入ってます。メーターの横(手袋の右)には小さな赤いランプがついています。これは回転数が8,000回転以上で光るそうです。
 オーディオ左上の、赤いレバーはなんだと思いますか?なんと消火器の起動レバー!車外(写真では見えませんが、左ワイパーの下ぐらい)にもあります。消火剤のタンクは助手席の下と後ろ。

 正面にどんと鎮座しているのは、もちろんラリーコンピュータです。


ラリーコンピュータ

詳しい使い方は聞けなかったのですが(フジトさんはドライバーなので…)
 一番上の液晶はストップウォッチです。経過時間を示します。
 国内ラリーなどのルールは「距離を指示速度で割った指示時間との誤差が少ないほどいい」というものですが、この距離と指示速度をコンピュータに入力しておくことによって、真ん中の液晶には「今の速度でいくと指示時間からこれだけ遅く/早くゴールしますよ」という時間が表示されます。
 一番下の液晶は、速度から計算した、走行距離を表示します。500m走るごとに「ピッ」と鳴って教えてくれます。


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